出品作家

岡部昌生
「印書館のフロッタージュ」

アーティスト。2007年 第52回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館代表展示作家。1977年よりフロッタージュによる制作を路上からはじめる。80年代後半より広島の原爆跡地を作品化するほか、96年、パリのユダヤ人街で拉致の史実を刻む銘板を擦りとった「NユOUBLIEZ PAS(忘れない)」を制作。88年のオーストラリア、ヌーサにおける活動以来、市民とコラボレーションやワークショップを実施する。

吉増剛造
「打刻銅版」

慶応大学在学中に詩作を始め、第一詩集『出発』(1964年)で注目を集めて以来、世界を舞台に現代詩の最前線で活躍する。80年代からは独自の詩の世界に隣接した写真、銅版オブジェの制作にも取り組む。個展「水邊の言語オブジェ」(川口現代美術館)、写真展「パランプセストの庭」(フランス)など。2003年、紫綬褒章受章。
最近の著書に『キセキ—gozoCiné』(オシリス)など。

港 千尋
「文字の母たち」

写真家・多摩美術大学情報デザイン学科教授。2006年〈市民の色〉で伊奈信男賞受賞。2007年ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館コミッショナー。人類学と映像論をベースに『記憶—「創造」と「想起」の力』(講談社選書メチエ/サントリー学芸賞)、『映像論—「光の世紀」から「記憶の世紀」へ』(NHKブックス)、『文字の母たち』(インスクリプト)など著作多数。写真集にI『レヴィ=ストロースの庭』(NTT出版)など。

永原康史
「星座の解体」

グラフィックデザイナー。多摩美術大学情報デザイン学科教授。ブックデザインやウェブプロジェクト、展覧会のアートディレクションなどを手がけ、メディア横断的なデザインを推進している。著書に『日本語のデザイン』(美術出版社)、『デザイン・ウィズ・コンピュータ』(エムディエヌコーポレーション)、『創造性の宇宙』(共著、工作舎)などがある。MMCAマルチメディアグランプリ最優秀賞など受賞。

大日本タイポ組合+古堅真彦
「プレイグラム」

大日本タイポ組合
1993年に秀親と塚田哲也により結成。日本語やアルファベットなどの文字を解体し、組合せ、再構築することによって、新しい文字の概念を探る実験的タイポグラフィ集団。2007年にコクヨ社より知育玩具『TOYPOGRAPHY』を発売。結成15周年を記念して、これまでの制作物が掲載された『大日本字』(誠文堂新光社)を出版。

古堅真彦
岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)准教授。「アルゴリズミックなデザイン」や「プログラミングを使ったデ ザイン」をテーマに演習や共同研究を行う。著書『Flash Math & Physics Design』(ソフトバンククリエイティブ)など。ソフトウェアに『gam』、『mifi』など。2004年度下期未踏ソフトウェア創造事業「天才プロ グラマー/スーパークリエータ」に認定。

山辺真幸
「フラクタルタイポグラフィー」

クリエイティブ・ディレクター。東京芸術大学非常勤講師、多摩美術大学非常勤講師。法政大学工学部電子情報学科、岐阜県立国際情報科学芸術アカデミーデザインコース卒。2006年に合同会社アライアンス・ポートを設立。アルゴリズミックデザインをテーマに、プログラミングや電子デバイスを使った表現活動も行う。2009年にはマタデーロ・デザインセンター(スペイン)、デバイスアート2009(クロアチア)にて作品を展示。

山口崇洋
「Urbanized Typeface : Shibuya08-09」

多摩美術大学大学院修士課程修了。書道、グラフィティ、タイポグラフィーといった文字表現、さらに都市、テクノロジー、サウンドなどを主なキーワードに研究/制作活動を行う。主な作品に『音響書道』(2006年、AACサウンドパフォーマンス道場入選、第13回学生CGコンテストインタラクティブ部門 佳作)など。Urbanized Typefaceは都市を移動した軌跡によって文字をデザインするという試み。

土屋茉奈美

多摩美術大学情報デザイン学科卒。この作品は、世界で起きたニュースを、インターネットを通じてリアルタイムに取得し、時間と場所の情報に従って表示するテキストサイト。人が人に向けて発信している情報をマッピングすることで、文字によって世界で起きている出来事が新しい視点で見えてくる。

多摩美術大学情報デザイン学科 学生作品

有吉 学
伊藤 歩
奥天 咲
戒能孝祐
片桐恵美子
鬼原里沙
篠原愛美
寺門みなみ
引地美香
藤本香織